THE COVE

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THE COVE

イルカの美しさを訴える映画 「THE COVE(入り江)」 がアカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞した。しかし、その内容は、日本の沿岸漁業がイルカの漁を続けていると強く非難している内容となっている。舞台は、和歌山県の太地町(たいじちょう)。日本の古式捕鯨発祥の地として全国的に知られた町である。
この映画の監督の価値観からすると、イルカ捕鯨は「虐殺」というイメージらしい。それは個人の価値観の範疇かと思うが、地元漁師を「ジャパニーズマフィア」と表現していることには強い違和感を感じる。
鯨とイルカは高い知能と社会性をもった野生動物であり、牛やブタなどの家畜やペットと異なる、という。大海に生きる大型野生動物は保護の対象であって、殺して食うものではない、という主張のようだ。
確かに、鯨やイルカのような知性動物が殺されていく姿は見るに耐えない。また、クジラやイルカの肉を食したいとは微塵にも思わない。
しかし、不殺生を旨とするヒンドゥー教徒は、なぜ先進国が牛を食べていることについて抗議しないのか、なぜ、ユダヤ教イスラエル人は、豚を食べないよう先進国に強く進言しないのか、をこの映画の製作者たちは理解しようとしたことがあるのだろうか。

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